引き出しから出てきたモバイルバッテリーが、ぷっくり膨らんでいる。
家電量販店の回収ボックスに持っていったら、「これは入れられません」と断られた。
この記事は、断られたあと、どうするかだけを書いています。
結論
- 燃えるごみ・燃えないごみには、絶対に入れない
- 店の回収ボックスは使えません。他の店でも同じです
- 住んでいる市区町村に電話する。 これが一番確実です
- 同時に買った店かメーカーにも聞く。 不具合なら引き取ってもらえることがあります
- 出すまでの間は、端子にテープ+金属のふた付き容器
なぜ断られるのか
膨らんでいる状態は、中でガスが発生しているということです。電池の内部で化学反応が進んでいて、劣化がかなり進んでいます。
街の回収ボックス(JBRCという団体の仕組みです)は、破損・変形・膨張したものを受け付けていません。 ボックスの中で発火すると、中の他の電池に燃え移って、店ごと燃えてしまうからです。
つまり、断られたのは意地悪ではなく、ルールでそうなっています。 だから別の店に持っていっても、同じことを言われます。
どこに持っていくか(この順番で)
① 市区町村に電話する ★まずここ
「膨らんだモバイルバッテリーを捨てたいのですが」と言えば通じます。
- 2024年ごろから、リチウムイオン電池を別に集める自治体が増えています
- 「小型充電式電池」「発火性危険物」といった名前で、月1回など
- 膨らんだものを受け付けるかどうかは、自治体でまったく違います
- 受け付けない場合でも、どこへ持っていけばいいかを教えてもらえます
ホームページを見るより、電話のほうが早いです。膨らんだものの扱いは、ページに書かれていないことが多いからです。
② 買った店・メーカーに聞く
膨らむのは、製品の不具合であることがあります。
- 保証期間内なら、交換や引き取りの対象になることがあります
- 期間が過ぎていても、回収しているメーカーがあります
- 型番と、買った時期が分かると話が早いです
本体に小さく書かれている型番(アルファベットと数字の並び)を控えてから電話してください。
③ それでも行き先が決まらないとき
①で電話した自治体が、清掃工場やリサイクルセンターへの直接持ち込みを案内してくれることがほとんどです。「回収はしていないが、持ってきてくれれば受け取る」という自治体もあります。
不用品回収業者には渡さないでください。 許可のない業者が混ざっていて、不法投棄された場合、出した側が責任を問われることがあります。
出すまでの間、どう置いておくか
長く置かないのが一番です。 そのうえで、
| やること | なぜ |
|---|---|
| 端子にテープを貼る | ショートを防ぐため |
| 金属のふた付き容器に入れる | 万一のとき、燃え広がらせないため |
| 紙・布・スプレー缶の近くに置かない | 燃え移りを防ぐため |
| 直射日光・車の中を避ける | 熱で悪化するため |
空き缶や、おせんべいの缶で構いません。 専用のものを買う必要はありません。
やってはいけないこと
1. 燃えるごみ・燃えないごみに入れる
収集車の中で潰れて発火します。火が出ると、中のごみ全体に燃え移ります。
2. 穴を開ける・分解する・押す
膨らんだ電池に力を加えるのが、いちばん危険です。「ガスを抜こう」として穴を開けるのは絶対にやめてください。
3. そのまま使い続ける・充電する
膨らんだ時点で寿命です。充電は特に危険です。
4. 他の金属と一緒に、袋にまとめる
袋の中で端子が触れ合ってショートします。
やらなくていいこと
- 専用の処分キットのようなものは要りません。 空き缶で足ります
- 今日中に捨てる必要はありません。 安全に置いておけるなら、回収日まで待って大丈夫です
- 膨らんだ原因を調べる必要もありません。 寿命でも不具合でも、やることは同じです
まとめ
- 膨らんだものは、店の回収ボックスでは受け取ってもらえない。これはルール
- 市区町村に電話するのが一番確実。ホームページより電話が早い
- 買った店・メーカーにも聞く。不具合なら引き取ってもらえることがある
- 出すまでは、端子にテープ+金属のふた付き容器。空き缶でよい
- 力を加えない。充電しない。燃えるごみに入れない
膨らんでいない普通のものは、もっと簡単に捨てられます。
→ モバイルバッテリーの捨て方|どこに持っていけばいいか
※自治体によってルールが違います。実際に出す前に、お住まいの自治体の案内もご確認ください。
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次に読むなら
- モバイルバッテリーの捨て方|どこに持っていけばいいか
モバイルバッテリーは燃えるごみにも燃えないごみにも出せません。家電量販店の回収ボックスか、自治体の回収に出します。持っていく前にやることも書いています。
お住まいの自治体のルールを調べるには
市区町村のホームページで「品目名 捨て方」と検索するか、「ごみ分別辞典」のページを探してください。載っていないときは、電話で聞くのが確実です。例外の扱いは、ページに書かれていないことが多いためです。


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