使わなくなったモバイルバッテリーが、引き出しに溜まっている。
燃えるごみには出せないことは何となく分かるけれど、ではどこに持っていけばいいのか。この記事は、その行き先だけを書いています。
結論
- 家電量販店・ホームセンターの回収ボックスに入れる(無料)
- それが近くになければ、住んでいる市区町村の回収に出す
- 出す前に、端子にセロハンテープを貼る
- 膨らんでいる場合は、回収ボックスに入れられません(別の方法になります)
まず、燃えるごみに出してはいけない理由
モバイルバッテリーの中身はリチウムイオン電池です。強い力が加わると発火します。
ごみ収集車は、中で回転する板がごみを押しつぶします。そこで潰れて火が出ます。処理施設でも同じです。
全国のごみ収集車や処理施設の火災は、その多くがリチウムイオン電池だと報告されています。小さいので「1個くらい」と思われがちですが、1個で車が燃えます。
① 回収ボックスに入れる(いちばん簡単)
家電量販店、ホームセンター、スーパーの入り口近くに、緑色の箱が置かれていることがあります。
- 無料です。レシートも会員証も要りません
- 買った店でなくても大丈夫です
- 店員さんに声をかけなくても、入れるだけで終わります
この仕組みは JBRC という団体が運営しています。箱に「小型充電式電池リサイクル」と書かれていれば、それです。
近くの店を探すには、「JBRC 協力店 ◯◯市」で検索するのが早いです。
入れられるもの
| ○ | モバイルバッテリー、電動工具の電池、コードレス掃除機の電池 |
|---|---|
| ○ | スリーアロー(3つの矢印)のマークが付いているもの |
| ✕ | 膨らんでいる・割れている・液が漏れているもの |
| ✕ | 乾電池(アルカリ・マンガン)は別の回収です |
② 市区町村の回収に出す
2024年ごろから、リチウムイオン電池を別に集める自治体が増えています。
- 「小型充電式電池」「発火性危険物」といった名前の区分
- 月1回、または拠点に持ち込み、という形が多い
- 自治体によって名前も日も違います
お住まいの市区町村のホームページで「リチウムイオン電池」「充電式電池」と検索してください。見つからなければ、電話で聞くのが確実です。
③ 持っていく前に、必ずやること
端子にセロハンテープを貼ってください。
USBの差し込み口の金属部分が、他の金属に触れるとショートして発熱します。ポリ袋に何個もまとめて入れると、袋の中で触れ合います。
テープは、セロハンテープでもビニールテープでも構いません。金属部分が見えなくなればいいだけです。
膨らんでいる場合は、別の話になります
ぷっくり膨らんだものは、回収ボックスに入れられません。 持っていっても断られます。
膨らんでいる=中でガスが出ている状態で、発火する可能性が高いためです。この場合は市区町村かメーカーに相談することになります。
やらなくていいこと
- 分解しなくていいです。 むしろ危険なのでやめてください
- 放電させる必要もありません。 「使い切ってから」はリチウムイオン電池では不要です
- お金を払う必要もありません。 回収ボックスも自治体の回収も無料です
まとめ
- 燃えるごみ・燃えないごみには出せない
- 家電量販店などの回収ボックスが一番簡単。無料
- なければ市区町村の回収へ。「小型充電式電池」などの名前で探す
- 出す前に端子にテープ
- 膨らんでいたら、回収ボックスは使えない
※自治体によってルールが違います。実際に出す前に、お住まいの自治体の案内もご確認ください。
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次に読むなら
- 膨らんだモバイルバッテリーの捨て方|店で断られたときは
膨らんだモバイルバッテリーは、店の回収ボックスでは受け取ってもらえません。断られたあと、どこへ持っていけばいいかを順番に説明します。
お住まいの自治体のルールを調べるには
市区町村のホームページで「品目名 捨て方」と検索するか、「ごみ分別辞典」のページを探してください。載っていないときは、電話で聞くのが確実です。例外の扱いは、ページに書かれていないことが多いためです。

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